生き物・自然
2014.01.26 (日)
最近
衝撃を受けたニュースといえば…
こちら↓…(讀賣新聞ニュース)
※生き物に関することなので苦手な方ご遠慮ください。
☆☆☆
「人気のミドリガメ、輸入禁止へ…生態系を破壊」 讀賣新聞ニュース

家庭などから引き取られたミドリガメ(須磨海浜水族園で)
ペットとして人気がある外来種のミドリガメについて、環境省は輸入や飼育を禁止する方針を固めた。
野外に放されたミドリガメが、もともと日本にいたイシガメを準絶滅危惧種に追いやるなど生態系を壊しているからだ。
ただ、数十万匹とみられるペットの飼育を禁じるのは初の試みで、混乱も予想される。同省はまず輸入を禁じ、飼育禁止は後回しにする考えだが、カメを処分したい人や飼い続けたい人にどう対応するのか、頭を悩ませている。
◆寿命は40年
ミドリガメは北米原産の外来種で正式名称はミシシッピアカミミガメ。ペット店や露店で1匹500円ほどで売られている。寿命は40年ほど。子ガメは5センチ前後だが、成長すると30センチほどになり、家庭用の小さな水槽で飼うことが難しくなる。多くが川や池に放されて増殖したとみられ、国内のカメで最も多い種類になった。
日本固有種のイシガメに比べ、ミドリガメは一度に2倍の量の卵を産むなど繁殖力が高く、体もひと回り大きいため、イシガメのエサや生息場所を奪った。イシガメは数を減らし、2012年に準絶滅危惧種に指定された。
環境省は昨年9月にまとめた外来種被害防止行動計画案にミドリガメの「規制を検討する」と明記。今後、外来生物法で輸入・販売や飼育が禁じられる「特定外来生物」にミドリガメを指定することにした。
◆数十万匹
特定外来生物に指定されているのはアライグマやブルーギルなど107種類。これらを飼うには、「脱走」を防ぐオリなどを設けた上、環境省に飼育許可を得なければいけない。ところが、同省の推計では、ミドリガメの飼育数は少なくとも数十万匹に上る。
同省は、許可を得れば飼育は認める方針だが、担当者は「すべての飼い主が許可を申請すれば事務処理は追いつかない。許可手続きの簡略化など手だてを講じなければ」と頭を抱える。
同省が心配するのは、禁止後、飼い主がこぞって野外に放す事態だ。このため、禁止を実施する時期のほか、カメを手放したい人からどうカメを引き取るか、飼い続けたい人にどこまで厳重な管理を求めるかなど対策を検討している。
(2014年1月9日19時50分 読売新聞)
☆☆☆
ミドリガメが特定外来生物に指定されるというニュースです。
昨年、指定を検討とのニュースが流れていましたが、決定ですか…ほんとうに驚きました(今のところ報じたのは讀賣新聞だけ?)!
子供のころから生き物大好きなのですが、今までで一番多く飼育した生き物といえばやっぱりカメです。
四、五匹は飼ってきました。
和ガメのクサガメがほとんどで、アメリカ産のミドリガメが一回。
ぱっと見はよく似ていますが、クサガメとミドリガメは性格や行動が全く異なります。
たとえば食事。
クサガメは狩り(小魚)をするとき、岩陰に隠れていて、自分の鼻づらまで魚が寄ってくるのをひたすらに待ちます。石かと思って安心して寄ってくる小魚をパクリといきます。一瞬の職人技。見事なものです。
いっぽうミドリガメの食事はアグレッシブ。バタバタと魚をどこまでも追い回します。もちろん魚のほうがすばしっこいので、捕獲は不可能(笑)。だからなのか雑食で、クサガメが見向きもしないような藻とかを、おいしそうにぱくついてます。
クサガメのほうがグルメですね(そしておとなしい)
パワフルなのはミドリガメ。大食いで環境適応力がとにかく高い。

近所に池がありますが、見に行くとたしかにカメといえばミドリガメばかり。
和ガメがミドリガメに追い出された観があります。
でも、自分は、「和ガメ(クサガメ&イシガメ)がミドリガメに追い出された」とはあまり思っていません。
理由は…
・日向ぼっこしているカメを見ると、ミドリガメと和ガメが仲良く並んでいることがよくある。
・ミドリガメが大量繁殖しているところ(かなり驚異的な光景ですが
)って、本来、和ガメが棲めないような悪水質のところが多い。
・流れのある川の清流域にいくと、和ガメしかいない。
などです。
狩りや食事の仕方がぜんぜん違うので、あんがい争いにはならないんじゃないでしょうか。
仮に和ガメの数が減っているとすると、農村部の川の護岸工事の影響が大だと思います(和ガメは自然岸じゃないと棲めない)。

特定外来生物に指定ってことは、ミドリガメは駆除の対象になっていってしまうのでしょうか…
「ミドリガメの駆除に賛成か?反対か?」…自分はじつは賛成
子供のころ、ミドリガメなんてほとんどいなかったので、大量繁殖したミドリガメを見るとすごく違和感をかんじるのです(恐ささえ)
だから、ミドリガメが和ガメにあたえる影響がほとんどないとわかって(想像して)いても、正直近くの池や川でミドリガメを見たくない
我ながら、人間のエゴ爆発で恥ずかしい…
(見たくないから駆除賛成ってかなりひどい)
せめてミドリガメ、故郷のミシシッピ川にまとめて船送とかってムリなのかな…お金もかかるし送られる相手さんもも×だろうな…はぁどうしよう


あかちゃん亀…かわいいなぁ
http://masuda.ldblog.jp/archives/51369590.html
衝撃を受けたニュースといえば…

こちら↓…(讀賣新聞ニュース)
※生き物に関することなので苦手な方ご遠慮ください。
☆☆☆
「人気のミドリガメ、輸入禁止へ…生態系を破壊」 讀賣新聞ニュース

家庭などから引き取られたミドリガメ(須磨海浜水族園で)
ペットとして人気がある外来種のミドリガメについて、環境省は輸入や飼育を禁止する方針を固めた。
野外に放されたミドリガメが、もともと日本にいたイシガメを準絶滅危惧種に追いやるなど生態系を壊しているからだ。
ただ、数十万匹とみられるペットの飼育を禁じるのは初の試みで、混乱も予想される。同省はまず輸入を禁じ、飼育禁止は後回しにする考えだが、カメを処分したい人や飼い続けたい人にどう対応するのか、頭を悩ませている。
◆寿命は40年
ミドリガメは北米原産の外来種で正式名称はミシシッピアカミミガメ。ペット店や露店で1匹500円ほどで売られている。寿命は40年ほど。子ガメは5センチ前後だが、成長すると30センチほどになり、家庭用の小さな水槽で飼うことが難しくなる。多くが川や池に放されて増殖したとみられ、国内のカメで最も多い種類になった。
日本固有種のイシガメに比べ、ミドリガメは一度に2倍の量の卵を産むなど繁殖力が高く、体もひと回り大きいため、イシガメのエサや生息場所を奪った。イシガメは数を減らし、2012年に準絶滅危惧種に指定された。
環境省は昨年9月にまとめた外来種被害防止行動計画案にミドリガメの「規制を検討する」と明記。今後、外来生物法で輸入・販売や飼育が禁じられる「特定外来生物」にミドリガメを指定することにした。
◆数十万匹
特定外来生物に指定されているのはアライグマやブルーギルなど107種類。これらを飼うには、「脱走」を防ぐオリなどを設けた上、環境省に飼育許可を得なければいけない。ところが、同省の推計では、ミドリガメの飼育数は少なくとも数十万匹に上る。
同省は、許可を得れば飼育は認める方針だが、担当者は「すべての飼い主が許可を申請すれば事務処理は追いつかない。許可手続きの簡略化など手だてを講じなければ」と頭を抱える。
同省が心配するのは、禁止後、飼い主がこぞって野外に放す事態だ。このため、禁止を実施する時期のほか、カメを手放したい人からどうカメを引き取るか、飼い続けたい人にどこまで厳重な管理を求めるかなど対策を検討している。
(2014年1月9日19時50分 読売新聞)
☆☆☆
ミドリガメが特定外来生物に指定されるというニュースです。
昨年、指定を検討とのニュースが流れていましたが、決定ですか…ほんとうに驚きました(今のところ報じたのは讀賣新聞だけ?)!
子供のころから生き物大好きなのですが、今までで一番多く飼育した生き物といえばやっぱりカメです。
四、五匹は飼ってきました。
和ガメのクサガメがほとんどで、アメリカ産のミドリガメが一回。
ぱっと見はよく似ていますが、クサガメとミドリガメは性格や行動が全く異なります。
たとえば食事。
クサガメは狩り(小魚)をするとき、岩陰に隠れていて、自分の鼻づらまで魚が寄ってくるのをひたすらに待ちます。石かと思って安心して寄ってくる小魚をパクリといきます。一瞬の職人技。見事なものです。
いっぽうミドリガメの食事はアグレッシブ。バタバタと魚をどこまでも追い回します。もちろん魚のほうがすばしっこいので、捕獲は不可能(笑)。だからなのか雑食で、クサガメが見向きもしないような藻とかを、おいしそうにぱくついてます。
クサガメのほうがグルメですね(そしておとなしい)

パワフルなのはミドリガメ。大食いで環境適応力がとにかく高い。

近所に池がありますが、見に行くとたしかにカメといえばミドリガメばかり。
和ガメがミドリガメに追い出された観があります。
でも、自分は、「和ガメ(クサガメ&イシガメ)がミドリガメに追い出された」とはあまり思っていません。
理由は…
・日向ぼっこしているカメを見ると、ミドリガメと和ガメが仲良く並んでいることがよくある。
・ミドリガメが大量繁殖しているところ(かなり驚異的な光景ですが

・流れのある川の清流域にいくと、和ガメしかいない。
などです。
狩りや食事の仕方がぜんぜん違うので、あんがい争いにはならないんじゃないでしょうか。
仮に和ガメの数が減っているとすると、農村部の川の護岸工事の影響が大だと思います(和ガメは自然岸じゃないと棲めない)。

特定外来生物に指定ってことは、ミドリガメは駆除の対象になっていってしまうのでしょうか…
「ミドリガメの駆除に賛成か?反対か?」…自分はじつは賛成

子供のころ、ミドリガメなんてほとんどいなかったので、大量繁殖したミドリガメを見るとすごく違和感をかんじるのです(恐ささえ)

だから、ミドリガメが和ガメにあたえる影響がほとんどないとわかって(想像して)いても、正直近くの池や川でミドリガメを見たくない

我ながら、人間のエゴ爆発で恥ずかしい…
(見たくないから駆除賛成ってかなりひどい)
せめてミドリガメ、故郷のミシシッピ川にまとめて船送とかってムリなのかな…お金もかかるし送られる相手さんもも×だろうな…はぁどうしよう


あかちゃん亀…かわいいなぁ

http://masuda.ldblog.jp/archives/51369590.html

