生き物・自然
2013.05.11 (土)
自宅ハイツの裏庭に
ノビル(ニラ)が生えています(って植えたんだけど…)

ほかの雑草が嫌がるような
荒れたところでも
元気に育つ
たくましい植物(雑草)です

晩夏のころ
花茎が60㌢ほどにも伸びてきて
茎の先に
白い可憐な花が咲きました(植え替えてはじめて)
花は
1ヶ月ほどをかけて
花茎ごとに順繰りに咲き代わります。
花が散りますと
黒い種が実り
青々しかった花茎も
しだいに色を失っていきます。
そして秋口には
茶色の枯れ茎(くき)になってしまいました。。。
お役目
ご苦労様ってところでしょうか…

さてその
枯れ茎(くき)なのですが…
ノビルは一年草で
秋が深まると
葉っぱをすべて落としてしまうので
花を散らしたノビルは
しばらくすると
地面のうえから
枯れた細い(太さ2㍉ほど)花茎が
数本
ひょろりと立ち上がっているという
なんとも さびしげな姿になります
....
台風がやってきました。
枯れ茎にとっては
厳しいだろうなぁと思っていたのですが、
なんと
去年の幾度かの暴風雨を
耐え抜き
折れることなく
立ち続けました
自然界のものは
すごいです…
可憐な花を支える茎が
枯れてしまっても
台風に耐えるほど
しっかりとしたものだったとは…
....
年がかわって
今年に入り
嵐山は
なんどか雪
が降りました
さすがに
雪の重みには勝てないだろうと思っていたのですが
なんとも(うれしい)意外
梅が咲くころになっても
桜が咲くころになっても
枯れ茎は茶色のまま
ひょろりと立ちつづけています
.....
そのころには
みずみずしい葉が芽吹いてきました。
去年からの枯れ茎と
今年生まれの新芽が
セットになっているってのは
ちょっとかわった光景です。
こうなると
気になってきます。
いったい
いつまで
枯れ茎は
つったったままなのだろう…
もしかして
今年花が咲くまで
このままだったりして

でそんな5月のある日の昨日、
1日雨勝ち
だったのですが…

ふと裏庭の
ノビルを見ると
枯れ茎を小さな生き物が
よちよち登っていました
↑(かたつむりがよじ登っているのが花茎です…それにしてもよくまぁこんな細い棒をよじ登れるものです…)
カタツムリです

雨がうれしいのか
カタツムリは
枯れ茎の上へ上へと
どんどん登っていきます…
一時間ほどしますと
茎のてっぺんにたどり着き
そのころには
カタツムリ自身の重みで
枯れ茎は地面にすれてしまいそうなほど
傾いてきました…(せっかく苦労しててっぺんまでよじ登ったというのに!)
もしかしてついに…
そんな予感をいだきつつ
翌朝起きてノビルを見てみますと…
枯れ茎は
一本を残して
すべてぽっきりと
折れてしまっていました
台風でも
雪でも
倒すことのできなかったものを
こんな小さな生き物が
折ってしまうなんて…
自然の世界は
不思議だなぁ
なんて思いました。

5月のいま
ノビルは
どんどんと
新しい芽を伸ばし
去年花を咲かせたころとかわらない姿を
取り戻しています
暑くなるころには
今年も
丈夫な花茎が
にょきっと伸びてきてくれるのかな
今から
楽しみです
ノビル(ニラ)が生えています(って植えたんだけど…)


ほかの雑草が嫌がるような
荒れたところでも
元気に育つ
たくましい植物(雑草)です


晩夏のころ
花茎が60㌢ほどにも伸びてきて
茎の先に
白い可憐な花が咲きました(植え替えてはじめて)

花は
1ヶ月ほどをかけて
花茎ごとに順繰りに咲き代わります。
花が散りますと
黒い種が実り
青々しかった花茎も
しだいに色を失っていきます。
そして秋口には
茶色の枯れ茎(くき)になってしまいました。。。
お役目
ご苦労様ってところでしょうか…


さてその
枯れ茎(くき)なのですが…
ノビルは一年草で
秋が深まると
葉っぱをすべて落としてしまうので
花を散らしたノビルは
しばらくすると
地面のうえから
枯れた細い(太さ2㍉ほど)花茎が
数本
ひょろりと立ち上がっているという
なんとも さびしげな姿になります

....
台風がやってきました。
枯れ茎にとっては
厳しいだろうなぁと思っていたのですが、
なんと

去年の幾度かの暴風雨を
耐え抜き
折れることなく
立ち続けました

自然界のものは
すごいです…
可憐な花を支える茎が
枯れてしまっても
台風に耐えるほど
しっかりとしたものだったとは…

....
年がかわって
今年に入り
嵐山は
なんどか雪


さすがに
雪の重みには勝てないだろうと思っていたのですが
なんとも(うれしい)意外

梅が咲くころになっても
桜が咲くころになっても
枯れ茎は茶色のまま
ひょろりと立ちつづけています

.....
そのころには
みずみずしい葉が芽吹いてきました。
去年からの枯れ茎と
今年生まれの新芽が
セットになっているってのは
ちょっとかわった光景です。
こうなると
気になってきます。
いったい
いつまで
枯れ茎は
つったったままなのだろう…

もしかして
今年花が咲くまで
このままだったりして


でそんな5月のある日の昨日、
1日雨勝ち


ふと裏庭の
ノビルを見ると
枯れ茎を小さな生き物が
よちよち登っていました


↑(かたつむりがよじ登っているのが花茎です…それにしてもよくまぁこんな細い棒をよじ登れるものです…)
カタツムリです


雨がうれしいのか
カタツムリは
枯れ茎の上へ上へと
どんどん登っていきます…
一時間ほどしますと
茎のてっぺんにたどり着き
そのころには
カタツムリ自身の重みで
枯れ茎は地面にすれてしまいそうなほど
傾いてきました…(せっかく苦労しててっぺんまでよじ登ったというのに!)
もしかしてついに…

そんな予感をいだきつつ
翌朝起きてノビルを見てみますと…
枯れ茎は
一本を残して
すべてぽっきりと
折れてしまっていました

台風でも
雪でも
倒すことのできなかったものを
こんな小さな生き物が
折ってしまうなんて…
自然の世界は
不思議だなぁ
なんて思いました。

5月のいま
ノビルは
どんどんと
新しい芽を伸ばし
去年花を咲かせたころとかわらない姿を
取り戻しています

暑くなるころには
今年も
丈夫な花茎が
にょきっと伸びてきてくれるのかな
今から
楽しみです



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